スクランブラー1200 XE / スティーブマックイーンエディション（2021-）現行モデルカタログ

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SCRAMBLER 1200 XE / STEVE MCQUEEN EDITION （2021-）

シリーズ旗艦モデルをベースにした
スティーブマックイーンエディションも登場

「真のスクランブラー登場～本物をその手に～」をメインコンセプトとして2019年にラインナップされたスクランブラー1200シリーズ。その旗艦モデルであるスクランブラー1200XEが排ガス規制ユーロ5に適合したエンジンにアップデートされ2021年モデルとして登場した。心臓部にはシリーズ共有の1200cc水冷SOHC並列2気筒8バルブエンジンが搭載され、最高出力90PS＠7,250rpm、最大トルクは110Nm＠4,500rpmを発揮する。

よりオフロード志向が強いスクランブラー1200XEの前後サスペンションのホイールトラベル量は250mmとされ、アルミ製ロングトラベルスイングアームは579mmとされている。その他、ハンドガードが装備され、ブレーキマスターはブレンボ製MCSレバーが取付けられている。最新の電子装備も見逃せない。慣性計測ユニット（IMU）によるコーナリングABSとコーナリングトラクションコントロールを備え、ライディングモードは“Off-Road Pro”を加えた計6種類にも及ぶ。

もちろんフルカラーTFTディスプレイに、スマートフォンやGo-Proを連携管理できるMyTriumphコネクティビティシステムもアクセサリーとして用意されている。カラーリングはXCと共通化され、コバルトブルー×ジェットブラック、マットカーキグリーン×マットジェットブラック、サファイアブラックの3色がラインナップされている。

また、XEをベースにした世界限定1000台のスクランブラー1200スティーブマックイーンエディションもラインナップ。1963年の映画「大脱走」に登場したトライアンフTR6をモチーフにした特別なカラースキームやレーザーエッチングで施されたスティーブマックイーンのサインやシート、エンジンガード、ラジエターガード、アップフェンダーなども標準装備している。さらにシリアルナンバーを記載した、トライアンフCEOのニックブロアーとスティーブマックイーンの息子であるチャドマックイーン署名の証明書も付属する。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。

価格（消費税込み）: 205万6,400円（サファイアブラック）、209万6,000円（コバルトブルー×ジェットブラック）、209万6,000円（マットカーキグリーン×マットジェットブラック）、219万6,400円（スティーブマックイーンエディションコンペティショングリーン）
エンジン型式: 水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランク
総排気量: 1,200cc
ボア×ストローク: 97.6 x 80.0 mm
最高出力: 90ps（62.2kW）＠7,250rpm
最大トルク: 110Nm＠4,500rpm
燃料供給: マルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射
駆動方式: Xリングチェーン
トランスミッション: 6速
オイル容量: –
燃料タンク容量: 16リットル
サイズ: 全長2,325×全幅900×全高1,250mm
ホイールベース: 1,580mm
シート高: 875mm
車両重量: 231kg
フロントタイヤサイズ: 90/90-21
リアタイヤサイズ: 150/50 R17
フロントブレーキ: Brembo製320mm径ツインディスク、Brembo製M50モノブロックキャリパー、ラジアルマスターシリンダー
リアブレーキ: 255mm径シングルディスク、Brembo製2ピストンフローティングキャリパー、ABS
フロントサスペンション: ショーワ製45mm径倒立式フォーク、トラベル量250mm
リアサスペンション: オーリンズ製ピギーバックリザーバー付ツインショック、リアホイールトラベル量250mm
主要装備: TFT多機能インストルメントパック（デジタルスピードメーター、トリップコンピュータ、デジタルタコメーター、ギアポジションインジケーター、燃料計、メンテナンスインジケーター、温度計、時計、ライダーモード6種類 [Rain/Road/Sport/Offroad/Off-Road Pro/Rider]）、コーナリングABS、コーナリングトラクションコントロール、オールLEDライト、トルクアシストクラッチ、キーレスイグニッション、クルーズコントロール、USB電源ソケット