トライアンフのニューモデル「Scrambler 1200X」と2024年モデルの「Scrambler 1200XE」が登場！
- 掲載日／2023年10月04日
- 取材協力・写真／トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文／成田 恒一
機能とコストを追求したニューモデル「Scrambler 1200X」に注目！
■Scrambler family2023年10月3日（火）、トライアンフモーターサイクルズジャパンから、モダンクラシックモデルScrambler 1200シリーズの新型Scrambler 1200Xと2024年モデルのScrambler 1200XEが登場。発売は2024年1月が予定されている。
新型Scrambler 1200Xは、Scrambler 1200シリーズの基本スペックはそのままに、コストパフォーマンスを追求。価格は186万2,000円〜となっており、200万円を超える現行モデルのScrambler 1200XCに比べて大幅なコストダウンを実現している。気になるシート高は820mmに設定されており、オプションのローシート装着で795mmにまで下げることも可能。またサービスインターバルは16,000km毎（または12ヶ月間毎）となっており、ランニングコストを抑えることもできる。
Marzocchiの新型サスペンション、45mmUSDフォーク、ピギーバックリザーバー＆プリロード調整機能付きRSUでホイールトラベルは170mmとなっている。コーナリングABS、切り替え可能なコーナリングTCなどのライダーテクノロジーを装備。さらTFTディスプレイ一体型の多機能メーター、オフロードを含む5つのライディングモード、オールLEDライト、USB充電ポート付属、アクセサリーのトライアンフコネクティビティに対応し、ターンバイターンナビケージョン、スマートフォン、ミュージックプレイヤー等にBluetooth接続可能となっている。
旗艦モデルのScrambler 1200XEは、最新世代のBrembo製Stylemaキャリパーと、減衰力調整機能が強化されたニューサスペンションの採用などで戦闘能力の大幅アップが図られている。
最新世代のBrembo製Stylemaラジアルモノブロックキャリパー＆320mm径のダブルフローティングディスク、リアにはシングルピストンキャリパーを採用。Marzocchi製45mmUSDフォークとピギーバックリザーバー付きツインスプリングRSUを搭載。前後のホイールトラベルは250mmに設定されている。
またシリンダーヘッドの吸排気ポートの見直しにより、高回転域まで幅広いトルク特性を実現。スリムラインLEDウインカーやLEDテールライトで、細部のスタイリングが刷新されている。
エンジンは両モデルとも共通の排気量1200ccボンネビル・ツインエンジンを搭載。ボア径50mmの新型スロットルボティーと新型エキゾーストヘッダーパイプを採用することで、5,000rpmmからレッドゾーンの高回転域まで、より幅広いトルクを発揮。最大出力は90ps@7,000rpm、最大トルクは110Nm@4,250rpmを発揮する。
ハンドルバーはScrambler 1200XEがScrambler 1200Xより65mm幅広に設定されておりオフロードの操作性を向上。鋳造アルミニウム製スイングアームはScrambler 1200Xが579mm、Scrambler 1200XEは32mm長い611mmに設定されオフロード性能を追求。タイヤはMetzeler製で、Scrambler 1200Xはオンロードに特化したデュアルパーパスタイヤKaroo Street、Scrambler 1200XEにはMetzeler Touranceが装着されている。
カラーはそれぞれ3種類用意されている。Scrambler 1200XEはファントムブラック＆ストームグレー、新色バハオレンジ＆ファントムブラック、人気のサファイアブラックをラインナップ。Scrambler 1200Xには、カーニバルレッド、アッシュグレー、サファイアブラックが用意されている。
Scrambler 1200X
サファイアブラック
カーニバルレッド
アッシュグレー
■1200 XScrambler 1200XE
サファイアブラック
バハオレンジ＆ファントムブラック
ファントムブラック＆ストームグレー
■1200 XE
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