VIRGIN TRIUMPH | タイガー(1999) 年式別モデルカタログ

タイガー(1999)

タイガー1050の画像

TIGER(1999)

地道な熟成で着実に完成度を高めた
3気筒アドベンチャーツアラー

1993年に初代が登場した『タイガー』は、1999年に初のフルモデルチェンジを敢行。新規採用された3気筒ユニットは『T509スピードトリプル』用がベースだが、カムや圧縮比の変更によって、アドベンチャーツアラーとして最適な特性を獲得。同時に燃料供給もキャブレターからインジェクションに刷新され、最高出力は85psから87psに向上している。

専用設計されたフレームはスチールペリメタータイプで、この変更はシャシー剛性の向上に加えて、既存のバックボーンフレームでは実現できなかったエアボックスの大容量化にも貢献。タイヤサイズはそれまでのタイガーと同じフロント19インチ/リア17インチだが、カヤバ製の前後ショックユニットには、オンロードを重視した設定変更が行われていた。

以後のタイガーは1999年型をベースに地道な熟成が行われるようになり、エンジンの全面刷新が行われた2001年型では(排気量を885ccから955ccに拡大したうえで、吸排気バルブやマフラーなどを刷新)、最高出力が105psに向上。さらに2005年型では、キャストホイールの採用やディメンションの見直しといった車体まわりの改革が行われ、完成度を高めた2代目タイガーは、この分野では異例と言えるほどの軽快でスポーティなハンドリングを獲得することとなった。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
価格(消費税込み)
エンジン型式
水冷並列3気筒 DOHC 12バルブ
総排気量
885cc
ボア×ストローク
76×65mm
最高出力
87ps/8,200rpm
最大トルク
7kg-m/4,000rpm
燃料供給
電子制御式燃料噴射
駆動方式
チェーン式
トランスミッション
6速
オイル容量
4リットル
燃料タンク容量
24リットル
サイズ
全長2,175×全幅860×全高1,345mm
ホイールベース
1,550mm
シート高
840/860mm
車両重量
215kg(乾燥)
フロントタイヤサイズ
110/80H19
リアタイヤサイズ
150/70H17
フロントブレーキ
油圧式シングルディスク
リアブレーキ
油圧式シングルディスク

カラーバリエーション

タイガーの画像
ルーレットグリーン(2001)
タイガーの画像
ルシファーオレンジ(2003)
タイガーの画像
ブリティッシュグリーン(2005)
タイガーの画像
ルシファーオレンジ(2005)
タイガーの画像
アルミニウムシルバー(2005)

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