VIRGIN TRIUMPH | ミドルクラスアドベンチャーの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表 トピックス

ミドルクラスアドベンチャーの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

完全なるニューモデルとして発表された
TIGER 900(タイガー900)シリーズ

2020年2月14日(金)、トライアンフモーターサイクルズジャパンは新型「TIGER 900(タイガー900)」シリーズを発表。新型のTIGER 900には新設計となる排気量900ccのトリプルエンジンが搭載されて、スタイリングも刷新。シリーズのラインナップはTIGER 900 GT、TIGER 900 RALLY、TIGER 900 GT PRO、TIGER 900 RALLY PROの4モデルが用意されている。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 RALLY PRO

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 GT PRO

RALLY、RALLY PROはエクストリームなオフロード走行性能とロードにフォーカスしたモデルで、GTとGT PROはシティユースをメインにしたアドベンチャーバイクでロングライドなども想定したモデルに仕上げられている。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

搭載されるエンジンは4モデルとも共通となり、Euro5に適合したトリプルエンジンで、旧モデルのTIGER 800と比較して10%のトルク向上が実現され、最大トルクは87Nm@7,250rpmを発揮する。さらに全回転域で出力向上が果たされ、中回転域での出力は9%向上、最高出力は95.2ps@8,750rpmを発揮する。さらに新しい独自の1-3-2ファイアリングオーダー(点火順序)により、フィーリングも向上されている。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

新設計のツインラジエーターのセットアップにより冷却性能が向上され、ライダーへの熱量も低減。そのスタイルは、新型モデルのアイコンともなっている。これにより、エンジンを前方に配置(40mm前方、20mm低く)することができるようになり、重心を最適化。その結果、ハンドリングと低速バランスが向上するとともに、オイルパンと冷却システムも改善され、十分なロードクリアランスを入手している。またエアフィルターの交換が簡単に行えるよう新設計されたエアボックスと、トルクアシストクラッチも装備されている。

TIGER 800より最大5kgも軽量化されたシャシーにも注目だ。新設計のスチールトレリスフレームは、軽いだけではなく、ボルトオンアルミ製のリアサブフレームとボルトオンピリオンハンガーを搭載したモジュラー構造になり、オフロードライディングのためのセットアップに適合。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

GTとGT PROのサスペンションにはMarzocchi製、RALLY、RALLY PROには Showa 製のハイスペックなサスペンションが装備されている。GT PROモデルは、電子制御リアサスペンションが装備され、TFTディスプレイの専用メニューから、リアのプリロード&ダンピングのセッティング調整が可能。ダンピング調整はComfort(最も柔らかい)からSport(最も固い)までの9レベル、プリロードは4つのセットアップから選択することができる。そしてすべてのモデルにはハイスペックなBrembo製Stylemaキャリパーを装備している。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

燃料タンクは新設計の20 リッタータンクで、片手で調整可能なアジャスタブルスクリーンを装備。シート幅は狭く設定されており、ハンドルバーは10mmライダーよりとなり、ポジションも見直され、コントロール性が向上している。各モデルは、それぞれのスタイルに合わせた専用フットレストと、20mmの変更が可能な2段階のシート高調節機能も装備している。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

メーターは7インチの大型TFTディスプレイを採用。さらにGT PPOとRALLY PROは新型My Triumphコネクティビティシステムとアプリに対応し、電話やミュージッ ク操作、ターン・バイ・ターン・ナビゲーション、GoProコントロールシステムにアクセス可能。

また最新のコーナリングABS とコーナリングトラクションコントロールも標準装備となり、Continental社と共同開発された慣性計測ユニット(IMU)を使用し、ロール、ピッチ、ヨーイング、加速度を常に計測して最適なリーンアングルを計算し、ABSとトラクションコントロールの介入レベルを自動調整。 ライディングモードはGT&RALLYがレイン、ロード、スポーツ、オフロードの4種類、GT PROはレイン、ロード、スポーツ、オフロード、ライダーセットアップの5種類、そしてRALLY PROはレイン、ロード、スポーツ、オフロード、ライダーセットアップ、オフロードプロの6種類となっている。GT PROとRALLY PROにのみ、シフトアップ&ダウンが可能な新型トライアンフシフトアシスト、シートヒーター(後部座席は別操作)、タイヤ圧モニタリングシステム(TPMS)が搭載されている。

ラインナップされるカラーはRALLY&RALLY PROにはマットカーキ、サファイアブラック、ピュアホワイトが、GT & GT PROにはコロッシレッド、サファイアブラック、ピュアホワイトが用意されている。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 RALLY PRO マットカーキ

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 RALLY PRO サファイアブラック

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 RALLY PRO ピュアホワイト

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 GT PRO コロッシレッド

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 GT PRO サファイアブラック

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

TIGER 900 GT PRO ピュアホワイト

メーカー希望小売価格は158万円(税込)〜で、2020年4月上旬の発売が予定されている。

ミドルアドベンチャークラスの新たなベンチマークを打ち立てるトライアンフ新型TIGER 900(タイガー900)シリーズ発表の画像

バイク買取&乗り換えガイド