「MotoGP第16戦 MOTUL 日本グランプリ」でトライアンフのトリプルサウンドが響き渡る!
- 掲載日/2019年10月22日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
写真・文/成田 恒一

MotoGP第16戦 MOTUL 日本グランプリに出展した
トライアンフモーターサイクルズジャパンのブースレポート
2019年10月20日(日)、ツインリンクもてぎで「MotoGP第16戦 MOTUL 日本グランプリ」の決勝が行われた。このレースではMoto3、Moto2、そして最高峰のMotoGPと、それぞれのクラスに別れて争われるわけだが、その中でも今シーズンよりMoto2の公式エンジンサプライヤーとなったトライアンフモーターサイクルズが手がけた排気量765ccのトリプルエンジンを搭載したMoto2マシンのサウンドは、コアなファンにとってはたまらないものだったはずだ。2気筒とも4気筒とも違う3気筒ならではの伸びやかなサウンドは、まさに鳥肌もの。13時20分から行われたMoto2クラスの決勝(22Laps)では、ルカ・マリーニ(SKY Racing Team VR46)がポールトゥウインで2連勝を果たした。
そんな「MotoGP第16戦 MOTUL 日本グランプリ」にトライアンフモーターサイクルズジャパンがブースを初出展。2019年10月7日(月)に発表されたばかりの新型「STREET TRIPLE RS(ストリートトリプルRS)」が日本でお披露目された。Moto2のエンジン開発チームが改良を加えたEuro5適合の排気量765ccのトリプルエンジンを搭載した新型ストリートトリプルRSには、マットジェットブラック×アルミニウムシルバー(イエローデカール) と、シルバーアイス×ディアブロレッド(アルミニウムシルバーデカール)の2カラーが用意されているが、ブースにはその2カラーのモデルが展示され、MotoGPファンからも大きな注目を集めていた。Moto2レーサーのストリートリーガルとも言える新型ストリートトリプルRSだけに、みな気になるのも当然であろう。それでは、ここでトライアンフモーターサイクルズジャパンのブースレポートをお届けしよう!

トライアンフブースには新型ストリートトリプルRSのマットジェットブラック×アルミニウムシルバー(イエローデカール) と、シルバーアイス×ディアブロレッド(アルミニウムシルバーデカール)の2カラーモデルが展示された。

ストリートトリプルのアイコニックなフロントマスク。旧モデルから若干の修正が加えられ、より精悍な顔つきとなった。

Moto2レーサー直系のストリートリーガルモデル、新型ストリートトリプルRS。近日中にバージントライアンフでは試乗レポートをお届けする予定なのでお楽しみに!

足つき性が考え抜かれた上質なシートに、旧モデルに比べ最大トルクはミッドレンジで9%アップを果たし、79Nm@9,350rpmにまで引き上げられ、同じくミッドレンジの出力は9%増加となり、最高出力123PS(91kW)@11,750rpmを発揮するトリプルエンジン。そのエンジンサウンドの魅力を最大限に発揮する新型サイレンサーにはカーボンエンドが取り付けられている。フロントフォークにはフルアジャスタブルのショーワ製41mm径ビッグピストンフロントフォーク、ブレーキにはブレンボ製M50ブレーキを装着している。

トライアンフレディのYU(右)&YUI(左)と新型ストリートトリプルRSでフォトシューティング。

新型ストリートトリプルRSに加え、2020年2月には復活を果たした新型デイトナMoto2 765リミテッドエディションの発売が控えている。

展示された新型ストリートトリプルRSはまたがりOKで、そのポジションを確認する参加者続出。キッズもお気に入り!?

トライアンフのブースでは純正アパレルの販売も行われた。街着でも違和感なく着こなせるトライアンフの純正アパレルはそのデザイン性の高さから人気を博している。

レザージャケットなどのアウター以外にも、Tシャツやグローブ、キャップなどのアイテムも高い人気を得ている。

またトライアンフブースではLINEで友達になるか、アンケートへの回答でオリジナルのプレミアムステッカーをプレゼント。

トライアンフレディとの記念撮影も、もちろんOK!

Moto2の公式エンジンサプライヤー、トライアンフモーターサイクルズの今後の動向からも目が離せない。

2019年10月20日(日)、13時20分から行われたMoto2クラス決勝(22Laps)のスタートシーン。トライアンフのトリプルエンジンのサウンドがツインリンクもでぎにこだまする!

ポールトゥウインを飾ったルカ・マリーニを先頭に最終コーナーを駆け抜けていく選手たち。

MotoGPの登竜門とも言えるMoto2クラスだけに、その人気は高い。

スタンド席もファンで埋め尽くされ、その注目度の高さを物語っている。
関連する記事
-
試乗インプレッション
Moto2エンジンの公式サプライヤーとなるトライアンフの先行開発テスト車をインプレ
-
立花啓毅さんのコラム
番外編6 気迫みなぎるmotoGP日本グランプリ
-
立花啓毅さんのコラム
番外編-8 世界最高峰の技術バトルmotoGP 日本グランプリ