VIRGIN TRIUMPH | 『Tridays』で発表されたスラクストンカスタム トピックス

『Tridays』で発表されたスラクストンカスタム

スラクストンカスタムの画像

スペインのビルダーが手がけた
“FUEL TRITEN”という名のカスタム

『Tridays』という欧州のイベントをご存知だろうか? 日本では馴染みがないかもしれないが、Tridaysは年に一度、6月に開催されるトライアンフフリークのためのイベントである。オーストリア・ザルツブルグ郊外の小さな町、Neukirchen(ノイキルヒェン)で開催されるこのイベントは、トライアンフの全面的なバックアップよって行われるもの。ライブやゲストトークショーのほか、さまざまなブランドのブース出展などが見どころで、3日間の期間中に訪れるフリークは2万人以上にも及ぶという欧州屈指のトライアンフイベントなのだ。

記念すべき10回目の開催となる2015年、会場でクールなトライアンフカスタムがお披露目となったのでここで紹介しよう。車両を製作したのは、スペインのバルセロナを拠点とする『Fuel Bespoke Motorcycles(フューエル・ビスポーク・モーターサイクルズ)』だ。“FUEL TRITEN”と名付けられた車両は、2014年式のスラクストンをベースにしたマシン。かつてはアメリカのAMAダートトラック選手権で大活躍したトライアンフだけに、ダート系のカスタムはこれまでも数多く作られてきたが、現車の雰囲気はどこか趣が異なっている。

それもそのはず、彼らが製作時に意識したのは、古くから欧州で盛んなスピードウェイレーサーなのだ。ダートのオーバルコースを走るという競技自体はAMAと同じだが、欧州で行われるスピードウェイ・グランプリは、おもに4ストローク排気量500cc単気筒の専用マシンで争われるため、古くからそのスタイルも独特なものだった(マシン的には日本のオートレーサーに近い)。ではここからはTridaysでローンチされたFUEL TRITENのディティールをご覧いただこう。

フォトTOPICS(写真点数/7枚)

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0110回目となった『Tridays』。その目玉のひとつとして、Fuel Bespoke Motorcyclesの新作カスタムが会場でローンチ。ステージ前に大きな木箱が運び込まれる。
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02初お披露目となった“FUEL TRITEN”。ダートでのシェイクダウン後に持ち込まれたようで、車体は泥だらけ。車両にまたがるのはビルダーのKarles Vibes氏。
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03小ぶりなガソリンタンク&シートで軽快感は抜群。サイドにまで回り込んだ独特のリアフェンダーがスピードウェイレーサー的である。重心の低さにも注目。
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04【左】手前のメーターはモトガジェット製のミニメーター。トップブリッジには、Tridaysの10周年を記念したプレートが設置される。 【右】インジェクター脇に張り出したFree Spirits製のエアフィルター&パイプが目を引く。ガソリンタンクには透明チューブを使用した燃料計をセット。
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05インパクト大のハンドレタリング。前後ホイールリムはスタンダードだが、フロントタイヤにはブリヂストンのTW53、リアタイヤにはTW54をチョイス。
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06軽くカウンターを当てながらフラットダートを疾走する“FUEL TRITEN”。フロントフェンダーやゼッケンプレートはワンオフ製作されている。
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07ワンオフしたシートレールに取り付けたリアサスペンションは、HAGON製のNITRO。短いサスペンション長により、スピードウェイレーサー的な重心の低さを表現した。

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