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タイガー800XCx 長期インプレ vol.04【キャンプツーリング編】

大荷物の積載性をチェック!

タイガー800XCxの画像

前回までで、オンロード・オフロードを問わず、快適かつ力強く走れることがわかった。となれば、アウトライダー編集部員の僕がこのマシンでやりたいのは、キャンプツーリングだ。バイクでキャンプをするためには、まず大荷物を積載する必要がある。

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まずはテントや寝袋、マット、調理器具などを詰め込んだ容量50Lの大型シートバッグを装着。バッグを固定するストラップをグラブバーに装着し、難なくリアキャリア(標準装備)に積むことができた。リアキャリアのサイズは、縦=約220mm、横=約230mmだ。

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バッグの横幅は640mm。タイガー800XCxのハンドル幅は865mmなので、これだけキャリアから飛び出していても、前方のほうが張り出している。だから都市部などの狭い道を走るときもそれほど気を使わない。

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バッグに入れると出し入れが面倒な長物のアウトドアチェアは、リアシートにストレッチコードを使って積んだ。まだまだスペースは余っているので、テントのポールを積んだり、入りきらなかったものがあれば小さなバッグに入れて積んだりなどもできる。また、オプションのサイドケースを付ければ、タンデムでのキャンプツーリングだって余裕でこなせそうだ。

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グラブバーには突起があり、ストラップが一定以上は滑らない工夫が施されているのがうれしい。鍵型の荷掛けフックも「よくぞこの形状にしてくれた!」と感激した。ストレッチコードを不安なく引っかけることができるのだ。

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跨ってみるとこんな具合。背中に積載物が当たらないので、空荷の走行と同様、快適に体重移動をしながらワインディング走行も楽しめる。ただし、乗り降りのときに脚を後ろに回すと荷物に引っかかるので、注意は必要。ちなみに僕は身長175cm、体重63kg。

フルパッキング状態での走行性能

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キャンプ道具の容量は10kg弱。タンデムツーリングをするのと比べれば、乗っていないようなものなので、後方に重さが加わったという体感は少ない。それにこのマシンはWP製の秀逸なサスペンションを採用しているということもあり、なおさらだ。

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カーブに入ると後ろに加重がググッと来るかと思ったが、それも杞憂に終わった。ほとんど空荷状態と変わらずにワインディング走行を楽しめたのだ。この場所は山中湖そばのパノラマ台。ここから始まる峠道は、バイクだけでなくクルマの走りを楽しんでいる人も多いワインディングロードだ。

キャンプ場にて

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荷をほどき、テントを組み立て、キャンプならではの静かなひとときを楽しむ。テントの入口を開け、タイガー800XCxを眺めた。やっぱりアドベンチャーマシンには自然が似合う。

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朝方の撤収の際に、意外なことを発見。車高が高いので、テント内で湿気てしまったマットや寝袋を干すのにも役立つのだ。これはあくまでも“おまけ”(笑)。

電源ソケットが標準搭載!

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メインキーの横と中央部のフレーム下の2カ所に12Vアクセサリー電源ソケットが標準搭載されている。ナビへの電源供給はもちろんだが、電源が確保できないキャンプツーリングではスマホの充電に役立って助かる。標準搭載だけに、的確な位置に目立たないように配備されているのもポイントだ。

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ヨーロッパで主流のへラー型のソケットとなるため、シガー仕様ではなく、へラー仕様の変換機が必要となる。これはUSBがふた口になる汎用品。安価なアイテムなので、車両を購入した際には同時に入手しておきたい。

次回は、タイガー800XCxで日帰り1,000kmのツーリングに挑んでみようと思う。

プロフィール
西野 鉄兵
ツーリングマガジン『アウトライダー』編集部のデスク。大学生だった2007年にアルバイトで飛び込んで以来、長きにわたって雑誌やWEBの編集に携わっている。バイクの使い方はもっぱらツーリングで、全都道府県と海外数カ国での走行経験あり。普段の愛車は、2005年式のトライアンフ ボンネビルT100。
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