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TRIUMPH RIOT 4th

  • 掲載日/2014年11月07日
  • 文・写真/Ryo Tsuchiyama
    取材協力/Triumph Riot

今年で開催4回目のトライアンフ・ライオット。近年、日本のシーンで一大勢力となっているトラ。その勢いを象徴するイベントだ。

全国のフリークが一堂に介す
オールドトライアンフの祭典

クラシックバイクの中でもとりわけ人気の高いトライアンフ。特に50年代から60年代までの、トライアンフを含めた英国車黄金期の車両は、世界はもちろんここ日本でも古くからマニア垂涎の車両として人気を集めてきた。60年代英国カルチャーを象徴するカフェレーサースタイル、60年代から70年代のAMAフラットトラックシーンを髣髴とさせるダートラスタイルは王道のカスタム手法だが、近ごろではストリートチョッパーのベースとしても注目が集まっているのはご存知の通り。美しい車体とエンジン、そして走りの良さ、つまりバイクとしての素性の良さが様々なスタイルを許容するとも言える。

最近になって、日本のトライアンフシーンは再び熱を帯びてきていると言えるが、それをリードしているのがトライアンフオンリーのミーティング=”Triumph Riot”だ。年に一度、オールドトライアンフファンが一堂に会するこのイベントは今年で4回目を数えるが、年々参加者を増やしており、いまやトライアンフシーンのトレンドを左右しているとも言える。

運営方法もユニーク。スタッフは全員がトラ乗りであり、彼らはみなボランティアでこのイベントを運営しているのだ。会場の手配や当日の駐車場整理などはもちろん、オールドトライアンフを対象にした個別撮影や人気アイテムが当たる抽選会など、様々な工夫を凝らしトラ乗りたちが集まる場を提供している。

今年は関西や九州からも自走で参加する猛者がいた上に、NYからもビルダーが駆けつけるなど大いに盛り上がりを見せていたTriumph Riot。来年の開催も今から楽しみである。

フォトTOPICS(写真点数/47枚)

会場は山梨県南都留郡に位置する山中湖交流プラザ『きらら』。山中湖や富士山を望める最高のロケーションだ。
遠くは福岡、広島、神戸から自走で駆けつけた猛者もいたようだ。個性溢れるトラが並ぶ光景はまさに圧巻である。
旧トライアンフ時代の参加車両は入場と同時に記念撮影を行う。スタッフ達の連携により、入場から撮影、駐車まで滞りない。
スタッフに誘導されて続々と会場入りするオールドトライアンフたち。プリユニット時代の車両も驚くほど多いが皆自走で駆けつける。
ライオットスタッフ達の愛車。これまでイベントが続いているのは彼らの努力と参加者たちのマナーの良さ、この二つに尽きる。
駐車場は、オールド・トラが並ぶエリアと、その他車両が並ぶエリアに分けられる。来場者達のバイクもまた、個性的な旧車が多い。
当時のままの姿を残す車両から、ロングフォークのオールドスクールチョッパーまでが一同に会するのもまたライオットならでは。
多彩な出展者ブースも見所。こちらは13年のHRCSにも出展された広島・平和モーターサイクルのタイガーカブ。
原宿のKraftyのブース。往年のレースシーンにも造詣が深い代表の熱田さん自身がトラ乗りとあって、その求心力はさすが。
LOC(レジェンド・オブ・クラシック)などの旧車レースにも参戦する埼玉のリバタリアは、先日の千里浜でお披露目した車両を展示。
会場では各種パーツも販売されている。こちらは豪Bear Parts co.のシート。徹底的に当時のディテールを再現した一品である。
出展者ブースの前に並べられたトラ。ユニットからプリユニットまであらゆるスタイルを提案するビルダー達のマシンは要注目。
US仕様のT120R(奥)、“for sale”の紙が掲げられた6T Thunderbird。こちらは横浜・幸福商会のブース。
ヴィンテージヘルメットフリークにはお馴染み、杉並区のヘルマート。当時モノのシールドやゴーグルなどを限定特価で大放出!
人気のヴィンテージヘルメットは10%オフで販売。近ごろは、車両の年式とヘルメットを合わせるコアなマニアも増えている。
静岡市・DBMSは英国系ヘルメットを多数展示。近年はKangolやEveroakなど名品を忠実に再現したオリジナル品も手がける。
ROCKERSやカフェレーサーなど英国系スタイルでは英国製ヘルメットのStadiumも人気。独特のフォルムに味がある。
金沢・HWZN BROSSのブース。オリジナルのアパレルをはじめ、ヴィンテージパーツも多数展示していた。
ブース前では、ピンストライプの実演も。当日はその場でピンストのオーダーが可能だった。これも、イベントならではの楽しみ。
トライアンフ・ライオットのブースでは、記念Tシャツやグッズの販売も。いま注目は、TRIUMPH’S×CONVERSEのコラボスニーカー!
この日はROCKERSのDJがロックンロールを流していた。クラブ同様の本格的な機材を持ち込んでいたのはさすが!
自由が丘・コベントリーのブース。都内でも老舗に数えられるトライアンフショップだが、トレンドにマッチした商品も数多く扱う。
ワンオフシートの製作やヴィンテージ品のレストアも得意な福生市のRAZZLE DAZZLEはVMX仕様のBSA A50と共に商品を展示。
50~60年代テイストのアパレルを手がける吉祥寺のTUGBOAT GARMENTS。この日だけのスペシャルプライスは魅力的だった!
ワンオフのクロモリハードテイルやH-D・KHRMのフロント周りなどが目を引くクリーンなT120Rは、沼津・マンクスマンガレージから。
アメリカンテイストのワイルドな料理が人気の、厚木市Licksも会場に出展。ボリュームたっぷりの丼には長蛇の列が出来ていた。
適度にやれた雰囲気がオーナーとの日常を感じさせるTR6。今年のライオットは正午過ぎまでご覧のような晴天に恵まれていた。
正統派英国的スタイルのトラ乗りはどちらかと言えば少数派かもしれないが、彼らの多くは長年そうしたスタイルを貫いている。
国内クラシックレース界では知らぬ者がいないほどのトラに精通する有名人が持ち込んだ、プリユニットの500レーサー。
スプリング・ハブクッションという独特の機構のサスペンションを持つ、50年代の5T Thunderbird。極上のコンディション!
こちらはツインショック+スイングアームと、現代的な足周り構成を持つプリユニットのT120 Bonneville。トラの王道的マシンだ。
ストックの雰囲気を生かした5T Speedtwinは、なんと福岡県からの参加者! 半世紀以上前の車両で自走してきたのだろうか!?
70年代のTR6系がベースだろうか? ツインキャブのボンネも人気だが、シングルキャブのTR6系も整備性が良く人気のマシン。
ノートンのフェザーベッドフレームにトライアンフのエンジンを搭載したトライトン。カフェレーサーマニア垂涎のハイブリッドだ。
写真集”ROCKERS!”から飛び出してきたようなお二人。流行に左右されることなくスタイルを貫くのは筋金入りのロッカー達である。
大型のフェアリングはAVON製だろうか70年代の雰囲気を色濃く再現したマニアックなスタイルと言える。マシンはT140系だろう。
ワンオフビルドのチョッパーからフルオリジナルの車両まで、参加するマシンのスタイルの振り幅は、ハーレー以上かも。
Cerianiのフォークや、Firestoneのタイヤなど、足周りにも拘りが見えるコンパクトなユニットTR6系(?)のチョッパー。
近年、価格が高騰するプリユニットだが、ミッション別体式のエンジンが持つ美しい造形と存在感はやはり魅力的である。
こちらはライオットスタッフが持ち込んだ70sの雰囲気バリバリのチョッパー。こうしたストックのフレームを利用したマシンも面白い。
至極シンプルなスタイルにまとめられたTR6。60年代後半からのユニット車は、後年式の750ccともなるとかなり速い。
協賛ブースの紹介から、豪華賞品の当たる抽選会、タイスケの案内など、イベントを進行するスタッフ。お疲れ様でした!
と、抽選会が始まったところで、会場周辺の空に雲が立ちこめ、小雨がぱらついてきた。来場者の誰もが恨めしそうに空を眺める。
参加者が帰り始める時間になると、ついに本格的に雨が降り出した。写真はやれ具合が何とも言えないバスタブ。
雨具の用意のない参加者も多かった。当日の山中湖周辺はかなりの雨に見舞われたが、無事に帰り着けただろうか?
トライアンフならではの弾けるようなエキゾーストノートはやはり大きな魅力の一つ。印象深い音色を残し、去っていくトラ乗り達。
かなり個性的な出で立ちのチョッパーにタンデムしてきたお二人。マシンの雰囲気も乗り手のスタイルも抜群にマッチしていた。

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