VIRGIN TRIUMPH | ストリートトリプル(2007) 年式別モデルカタログ

ストリートトリプル(2007)

ストリートトリプル(2007)の画像

STREET TRIPLE(2007)

ミドルクラスに新風を巻き起こした
デイトナ675の一卵性双生児

見た目の雰囲気や車名からは『スピードトリプル』の弟分といった印象を受けるが、2006年から発売が始まった『ストリートトリプル』は、『デイトナ675』の一卵性双生児として開発された車両で、アルミフレームやスイングアーム、並列3気筒エンジンといった基本構成は、デイトナ675用をほぼそのまま踏襲している。とはいえ、車名が示すようにストリートでの楽しさを重視するこのモデルでは、常用域に主眼を置いた開発が行われた。

エンジンの最高出力はデイトナ675より17ps低い108psだが、これは公道での扱いやすさを考慮した結果で、低中速トルクと3気筒独自の味わいが増強されたこのモデルのエンジンに対して、不満を感じる人はいないだろう。なお、気化器はデイトナ675と共通のφ44mmインジェクションだが、排気系は新設計の3-1-2式が採用されている。

車体に目を向けると、ホイールベースが1,392mmから1,395mm、キャスター/トレールが23.5度/86.8mmから24.3度/95.3mm、シート高が825mmから800mmに変更されており、これらもやはり、一般公道での扱いやすさを意識した変更だ。アップライトになった乗車姿勢と併せて考えると、乗り味としては安定性が強まった感があるものの、デイトナ675譲りの運動性を備えるストリートトリプルは、以後のミドルネイキッドの世界において、ライバル勢を圧倒する唯一無二の地位を築いていくこととなった。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
価格(消費税込み)
99万7,500円
エンジン型式
水冷並列3気筒 DOHC 12バルブ
総排気量
675cc
ボア×ストローク
74×52.3mm
最高出力
108ps/11,700rpm
最大トルク
69Nm/9,100rpm
燃料供給
電子制御式燃料噴射
駆動方式
チェーン式
トランスミッション
6速
オイル容量
3.4リットル
燃料タンク容量
17.4リットル
サイズ
全長2,030×全幅736×全高1,250mm
ホイールベース
1,395mm
シート高
800mm
車両重量
167kg(乾燥)
フロントタイヤサイズ
120/70ZR17
リアタイヤサイズ
180/55ZR17
フロントブレーキ
油圧式ダブルディスク
リアブレーキ
油圧式シングルディスク

カラーバリエーション

ストリートトリプルの画像
フュージョンホワイト(2008)
ストリートトリプルの画像
ルーレットグリーン(2008)
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ジェットブラック(2008)
ストリートトリプルの画像
ブラック(2011)
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レッド(2011)
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イエロー(2011)
ストリートトリプルの画像
ブラック(2012)
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インペリアルパープル(2012)
ストリートトリプルの画像
ホワイト(2012)

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