VIRGIN TRIUMPH | オフ性能を大幅に高めた、新生トライアンフTIGER800XCA & TIGER1200XCA 試乗インプレッション

走りを快適にする先進機能が究極の旅バイクを実現したタイガー1200XCA。価格は278万6,100円（税抜き）。

10kgと大幅な軽量化を図った最新式の1,215ccトリプルエンジン。スロットルレスポンスが速くなり、コントロール性も向上している。

ロングライドでもチェーン調整の必要がないシャフトドライブ。アクセルを開閉してもシャフトドライブにありがちな車体の変化は感じない。

フロントサスペンションはWP製φ48mm倒立式フォーク。電子制御式ダンピング調整機能を有する。

前後分割式シートは、ヒーターが組み込まれる。温度調整はライダー側、タンデム側とで別々に設定できる。

電源が取れるヘラーソケットは写真のステム付近と、タンデムシート付近の2カ所に用意。

クラッチを使わずにスムーズなギアチェンジができるトライアンフ独自のシフトアシスト機構を装備。アクセルを戻す必要もなく、シフト操作のみでギアを変えられる。

カギを挿す必要がない、質感の高いスマートキー。

（上）ハイシートの足つき、（下）ローシートの足つき。アドベンチャーバイクの中で比較的低い部類に入る1200XCAの肉厚なシート。座り心地もよく足着きは上々。ハイシート（855mm）でも片足のつま先だけわずかに接地しない程度。ローシート（835mm）だと足着きはいいが、前後シートの段差が大きくなるので注意が必要だ。